M.F.さんからのメッセージ

これが私の仕事

皆さんは「OEM製品」をご存知ですか? 簡単に表現をしますと、お客様のイメージされている要望・仕様をヒアリングし、受注した私たちが具現化し、最終的にはお客様の商標（ブランド）で販売される完成品や半成品を指します。
私は、最初はイメージでしかない製品を具現化する為に、要素技術・製品スペックを検討の上、製品設計、そして量産移管に向けての業務まで全般的に担当しています。

入社の動機

標準品だけでなく、
常にお客様それぞれのご要望に応えようとするスタンス

私は大学での卒業研究の際、産学官共同開発プロジェクトのメンバーとして携わり、1つの製品を創り上げていくことに達成感・やりがいを感じていました。これより、製造業でモノ創りに携わりたいと就職活動を進めました。
製造業にも様々なスタンスがあり、標準品のみを扱い、カスタム品（お客様の要望に沿ったそれぞれの製品）は取り扱わない企業もあります。当社の場合は、標準品も勿論扱いますが、お客様の満足が第一と捉え、カスタム品も多く取り扱っています。お客様の立場に立ったモノ創りを進めるスタンスに魅力を感じ、入社を決意しました。

仕事を通じて印象的だったこと、うれしかったこと

私が担当した製品が
お客様の主力製品に搭載され、紹介！

一昨年より着手したある製品。プロジェクトを進めていく上で技術的に困難な部分に数多くぶつかっていました。しかし、粘り強く検討し続けた結果、製品化に成功！お客様に対し試作品を提供し、無事量産化も決定しました。
お客様とさらに打合せを進めるべく、お客様が出展されている展示会に足を運んだ際、私の設計した製品がお客様の主力製品に搭載され、大々的に展示されているのを発見！本来は内部に組み込まれるため外観からは確認できないのですが、デモ用の展示ということで外板が外され、内部に搭載されている状況がはっきり確認できました。
多くの方の目に触れて、興味を持たれている製品の姿を見て、胸が熱くなりました。

仕事を通じて今後やりたいこと

現状は入社の動機でもお伝えしたように、お客様の目線（要望）に沿った製品開発に携われています。しかし、そこで満足してはいけないと思っています。お客様から要望が出る前に、要望を叶えた製品を創り上げること。それこそ、私のやるべき事と考えます。
市場の動向に常に目を傾け、標準品の設計や付加価値の高い製品開発を続けていきたいです。

先輩からの就職活動アドバイス！

このような表現をしてしまうと、身も蓋もありませんが、私が社会人になって思ったことは、「入社してみないと、会社の全体像は分からない」ということです。でも、その「分からない」部分を少なくすることは、あなたの行動次第で可能です。
私は様々な企業の説明会・選考に足を運び、「この会社の社風は私のスタンスにフィットするか」「スキルアップが望めるか」「取扱製品に魅力を感じるか」等、肌でもって感じることが重要だと思いました。感じられないなら、それはその企業とのフィーリングが合わないのだと捉えました。色々なアドバイスを周りの方々から受けると思いますが、最後は「直感」。自分を信じて、就職活動、頑張って下さい。

会社の雰囲気

積極的に物事に取り組む姿勢の社風です

入社して11年。私は個人のアイディアを机上で終わらせず、自身の姿勢次第で製品に反映しやすい、具現化しやすい会社と感じています。
例えば、私の経験談ですが、コンセプトにあった製品であれば、必要部品の選定や製造方法など自由に製品設計ができ、また、｢新規技術」「品質改善」といった目的も明確であれば、様々な技術検討・設備導入の検討も行えました。
コンセプトをしっかりと理解し、それに沿ったアイディアを提案する等、チャレンジ精神があれば、様々なことに挑戦できると会社と捉えています。