T.E.さんからのメッセージ

これが私の仕事

製造業の中でも部品を取り扱っている私たちニデックコンポーネンツ。特に小型・薄型を特長としています。当初は制約が多く、無理だと言われていたことに対しても、粘り強く思案し、適した構造・新しい発想を理論立てて提案し、次のステップへ進む返事をいただけた時はとても達成感があります。

入社の動機

少人数精鋭の中で自分の個性を活かせる

私が就職活動をする上で企業選びのポイントを2つ、挙げていました。
1つ目は「自分自身の個性を発揮できる企業」、2つ目は「研究・開発職での入社を目指せる企業」です。
製造業での入社を目指すからには、自分の想いを籠めた製品を創り上げたいとの思いからでした。しかし、学部卒の私にとって、「研究・開発職」は狭き門でした。実際、ある大手企業を周った際、「学部卒で即配属は難しく、入社後に異動で開発となっても作業者としての人材となる」と表現されたこともありました。それに対し、ニデックコンポーネンツの場合は、「少人数精鋭の技術者集団であり、個の力が活かされやすい」「適性次第では、入社1年目より開発職への配属もある」等、私の挙げたポイントに合致していた為、入社を決意しました。
実際、入社より12年が経過しようとしていますが、一貫して開発の業務に従事することができ、多くのチャンスを得られています。

仕事を通じて印象的だったこと、うれしかったこと

開発した製品が会社の利益に貢献したこと

「開発＝知恵・能力を導き、活用し、そこから得られた新しい技術・製品を実用化する。」とあります。
しかし、実践するのが企業である以上、技術的且つ経営的側面を鑑みて、長年続けたテーマに対し、終止符を打たざるを得ない状況もでてきます。実際、私も一昨年、長く携わったテーマに終止符を打たれた経験があります。
開発職は製品が実用化されない限り、利益貢献に寄与しにくいという難しい立場です。しかし、終止符を打たれた状態に心折れずに、新しいテーマに挑み続けた結果、今年になりやっと、製品を市場へと流すことができました。開発職として、初めて大きな山を越えられたことに、改めてやりがいを感じることができました。

仕事を通じて今後やりたいこと

技術職である以上、新しい知識を吸収し続け、成長し続けたいと考えています。
現在は技術職の中でも「開発」をメインに携わっている状態です。しかし、まだ、「開発」の後工程、「設計・製造・販売」等の量産立ち上げ業務は携わった経験がありません。
一通りの流れを経験することは、他部署の仕事の流れ等を把握し、作り手の立場、また、お客様の立場に立った視線をより一層身につけられると考えます。今後、より市場に受け入れられる製品創りに向けて、量産立ち上げ業務は経験したいと考えています。
その経験を基に自分自身で商品を開発、そして、製品化し、世界へ広げることが一番の「夢」です。

先輩からの就職活動アドバイス！

新卒で就職活動が出来るのは、多分、一生に一度です。且つ、短い期間の中で自分自身とフィーリングの合う企業を見つけ出すのは難しいと思います。しかし、無理ではないと思います。最初は色々な企業に目を向け、就職活動の流れを肌で感じることは良いと思いますが、流されたままにならず、その中で自分自身のやりたいことを明確にし、企業を絞ってみては如何でしょうか。当たり前ですが、WEBに全ての情報が掲載されているわけではありませんので、自分自身で全ての会社で必ずする質問を決めて説明会に臨む、電話をかけてみることも必要だと思いますよ。着実に自分は成長していると自負しつつ、就職活動、頑張ってください！

会社の雰囲気

私たちニデックコンポーネンツでは組織の階層が少ない為、若手の一般社員から組織職となるグループリーダ（GL）、部長、役員までの距離感が非常に近いです。それは、組織職に対して、直接意見を伝えられる機会・チャンスが多いとも言えます。それは、創業以来、大切にしてきている「ベンチャー精神」が根付いている証拠かもしれません。
また、サークル活動も活発です。私はその中で野球とバトミントンのサークルに属しています。普段、業務では接点が無い社員の方々とも交流を深められますよ。業務と業務外のメリハリがあり、良いと思っています。