ドライバ TF029B-1001-D｜ニデックコンポーネンツ株式会社

ドライバ TF029B-1001-D

TF029B-1001-D

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TF029シリーズを駆動するための専用ドライバ

マイクロブロワ TF029 シリーズを駆動するための専用ドライバです。
外部から入力するコントロール電圧で、モータ駆動速度を可変できます。各保護機能を有します。
付属ハーネス：ドライバ～電源接続用の１本

標準仕様

●特記ない場合、温度＝ 23 ± 5℃，常湿，気圧＝ 90 ～ 106kPa で規定します。

No.	項目	仕様
1	構成	ドライバ（マイクロブロワ　TF029シリーズ専用）
2	回転数	36,000 r/min（参考値） at 2.0kPa, 100L/min
3	消費電力	14.9W max.　at 2.0kPa, 100L/min
4	定格電圧	DC 24 V±10%
5	最大入力電流	2.0 A max.(DC) （突入時のコンデンサチャージ除く）
6	準備時間	5sec max.From power on to motor start
7	定常電流	0.62 A max.　at 2.0kPa, 100L/min
8	質量	40 g max.
9	使用温度範囲	-10～ 50 °C
10	使用相対湿度範囲	10～ 90 %RH （結露なきこと）
11	保存温度範囲	-20～ 60 °C
12	保存相対湿度範囲	10～ 90 %RH （結露なきこと）
13	耐振動	異常なきこと			非動作時
			振動の種類	周波数変化
			周波数範囲	10 ～ 22Hz 振幅 1mm
			周波数範囲	22 ～ 50Hz, 19.6m/s²(2G 加速度）
			掃引	往復約 5分間
			時間	X･Y･Z方向各 60分
14	耐衝撃	異常なきこと			非動作時
			加速度	294m/s²(30G)
			パルス幅	6ms
			衝撃波形	正弦半波
			衝撃回数	X･Y･Z方向各 1回

接続コネクタ仕様

制御用コネクタ(CN1)仕様

電源立ち上げ、コントロール電圧入力

◆内部回路の構成上、電源立ち上げとコントロール電圧の入力は下記のシーケンスに従って下さい。

①電源電圧の立ち上がり時間（10 → 90％）は 400 μ s 以上として下さい。急峻な立ち上がりの場合は、突入電流が増大する可能性があります。
②コントロール電圧の入力は、電源電圧が 12V を越えた後、 100 ｍｓ以上経過した後として下さい。

保護機能

保護機能	内　　容
過電圧保護	電源電圧の過電圧を検出するとターボファンを停止復帰条件：電源電圧の確認、再調整
過電流保護	電源電流が 3A 以上でヒューズが溶断しドライバ機能を停止復帰条件：ヒューズ溶断時は問い合わせ下さい
高温異常検出	ターボファン内蔵のサーミスタ検出温度が規定値を超えた場合にエラー信号を出し停止検出時に赤 LED が 1Hz で点滅復帰条件：モータ温度低下まで待機、電源（VIN）の再投入→エラーが続く場合は問い合わせ下さい
過速異常検出	ターボファンの回転数が規定値を超えた場合にエラー信号を出しターボファンを停止検出時に赤 LED が 1Hz で点滅復帰条件：CNT 電圧を下げて電源（VIN）の再投入→エラーが続く場合は問い合わせ下さい
モータコイル過電流検出	モータコイル電流（CN2 の Pin1、2、3 の電流）最大値が規定値を超えないよう制御復帰条件：ターボファンの動作条件の再調整 operation condition.
電源電圧異常検出	電源の電圧が規定値を超えた場合にエラー信号を出しターボファンを停止検出時に赤 LED が 1Hz で点滅復帰条件：電源（VIN）電圧確認後、電源（VIN）の再投入
動作異常検出	マイコンがドライバ基板に異常を検出した場合にエラー信号を出しターボファン停止検出時に赤 LED が 4Hz で点滅復帰条件：電源（VIN）電圧確認後、電源の再投入→復帰しない場合は問い合わせ下さい