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金属上薄膜センサ 特集

  • Chapter 4
  • トルクセンサの紹介  New!
 

 

 
 

本節では、金属上薄膜センサの開発応用製品として、トルクセンサを紹介してまいります。

Torque Sensor image1_Nidec Components
 
トルクセンサは、さまざまな装置やユニットに加わる反作用トルクを測定するセンサで、アクチュエータやモータの電流制御では難しい微小トルクの検知が可能です。
ニデックコンポーネンツでは、固有技術である金属上薄膜センサを活用し、高性能なトルクセンサを提供します。

当社のトルクセンサは、感度が高く、剛性が高いことから応答性も優れており、モータと出力軸の間に搭載することによって、モータにかかるトルクに対してフィードバック制御などが可能となり、より柔軟な動きを実現するために役立てることができます。

また、装置などの駆動部や動作部に搭載することで、リアルタイムな監視が可能となり、工場の無人化や省人化、さらには予知保全の実現にも貢献します。

トルクセンサの特長

当社トルクセンサの特長を以下に示します。オレンジのバーは、クリックして詳細をご覧になれます
  • 中空形状
    中空部を通す配線が可能となりスリムな形状の実現に寄与
  • 優れた生産性
    専用工場と自動化により安定した信頼性
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Torque Sensor image2_Nidec Components
Torque Sensor_Nidec Components
 
 
 
 

二重化されたデジタル回路内蔵

 

 

 
 
当社のトルクセンサは、小型・薄型・中空形状を実現しつつ、機械の安全性に関する規格 (ISO13849-1 Cat.3) を考慮し、セルフチェック機能などを搭載したデジタル回路を2系統内蔵しています
◆2系統の独立したセンシング機能を同一基板に搭載した例
▼PCB layout
built-in circuit image1
▼Block diagram
built-in circuit image2
 
  • 安全機能
  • 2(システムの冗長化
  • A系統/B系統それぞれ単独トルク値の取得・通知が可能
  • 故障検出機能・セルフチェック機能を搭載
  • 異常を検出した際は、デジタルインタフェースDigital Interface 経由で状態を通知
 

  • 標準インタフェースは RS485
    その他インタフェースはご相談くださ(RS422, EtherCAT等
 
 

高い信頼性を持ったトルクセンサ

 

 

 
 
当社のトルクセンサは、金属上薄膜の持つ高耐久性を生かしており、1,000万サイクル経過後でも安定した性能を実現しています。
 

広がる可能性、優れたポテンシャル 

 

 

 
 
高い性能と信頼性を誇る当社センサは、特に高精度のトルク検出や制御が求められる産業・アプリケーションの分野においては、実力の差が顕著に現れます。そのため、産業用設備やロボット・医療用などさまざまな用途へ利用範囲の拡大がますます期待されます。
 

皆様の課題を解決します

 

 

 
 
当社では、金属上薄膜センサからトルクセンサまでを日本国内の自社専用工場で製造しています。徹底した品質管理を行っておりますので、高品質なトルクセンサを安定的に提供することが可能です。
当社では、お客様の用途に最適な性能を提供するために、お客様のご要望をお伺いし、フレキシブルにご希望に沿ったセンサを提案させていただきます。
お客様の製品や装置に最適なセンサを提供するためには、開発の早い段階から技術や仕様のすり合わせをさせていただくことが効果的です。お気軽にご相談ください。
製品化手順一例
 

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